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あなたの胃にピロリ菌はいませんか?
ピロリ菌(ヘリコバクタ−ピロリ)は、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの消化器疾患に密接に関与し、除菌療法(菌を無くす事)がこれらの疾患の治療または予防になりうることが明らかになってきました。 |
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ピロリ菌って?
胃の粘膜に住んでいる菌で、胃酸に強く、粘液層内を鞭毛で移動しながら生きています。感染はほとんどが小児期に起こり、その経路は経口感染、つまり口から口や、糞から口への感染が疑われています(離乳食を与える際の’口移し’の習慣が感染のリスクとして考えられています)。 |
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ピロリ菌の診断はどうするの?
胃カメラで小さな組織を採って調べる検査(迅速ウレア−ゼ試験、鏡検法、培養法)や、吐いた息を調べる尿素呼気試験、血液や尿を採って調べる抗体検査、さらに便中の抗原測定と種々の検査法がありますが、当院ではおもに血液や尿、便を中心に調べています。 |
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ピロリ菌はなくせるの?
ピロリ菌は細菌ですから、抗生剤が有効です。胃酸を止める薬と2種類の抗生剤を、1週間併用する治療法(3剤併用療法)が2000年11月より保険適応されています。除菌の成功率は当初、90数%でしたが、残念ながら最近では70%位に低下しています。抗生剤が効かなくなっているようです。除菌に失敗した方には2回目の除菌治療があります。二次除菌といって抗生剤を変えますが、やはり1週間の3剤併用療法です-2007年8月に承認された方法ですが、除菌率は80〜95%位です。
除菌治療に伴う副作用は下痢、軟便が約10〜30%と最も多く、味覚異常、舌炎、口内炎が5〜15%、皮疹2〜5%などがありますが、治療を中止しなければならないような重篤な副作用は少ないようです。 |
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除菌治療の適応は?
(A)除菌が勧められる疾患
1.胃潰瘍、十二指腸潰瘍
2.胃MALT リンパ腫
(B)除菌が望ましい疾患
3.早期胃癌に対する内視鏡的粘膜切除術後の胃
4.萎縮性胃炎(いわゆる慢性胃炎のこと)
などが考えられています。 |
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| 当院では、積極的に除菌療法を施行しています。 |