“胃カメラは苦しい”と感じている方は多いと思います。どうしても検査の最中に「オエー」となってしまうからでしょう。これは舌の付け根の舌根という部分に胃カメラがあたり、咽頭反射(嘔吐反射)が起きてしまうのが原因。
この反射はノドの麻酔を十分にしても、完全には無くせません。ですから、敏感な方はどうしても反射が起こってしまいます。
では、胃カメラをもっと細くして、口からではなく、鼻から入れるとどうなるでしょう?
経鼻内視鏡と言いますが、胃カメラは鼻の中を通って、食道へ入っていきます。例の舌根には触れないので、咽頭反射はほとんど起こりません。
胃カメラは元々、痛い検査ではないので、楽に終わるはずです。最近の学会報告でも、通常の口からの胃カメラと鼻からの胃カメラの両方を経験した方は、ほとんどの方が鼻からの方が楽と答えています。

当院では、2005年より経鼻内視鏡を導入していますが、現在では食道癌の早期発見につながるNBIという特殊な光(下記に説明あり)も、ボタン操作ひとつで出すことができる内視鏡を使用しています。
今まで、胃カメラが苦しかったあなた、これから検査を受けたいけど不安な方、是非、当院の経鼻内視鏡を試して下さい。
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